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ツボはなぜ効く?痛みがやわらぐ3つの仕組みを鍼灸師がわかりやすく解説

相模原市の訪問鍼灸マッサージ

こんにちは。フレアス在宅マッサージ相模原緑区施術所の長野です。

普段、訪問マッサージや鍼灸でご自宅へ伺っていると、利用者様やご家族から、

「ツボはなぜ効くの?」
「ツボを押すと、どうして痛みが楽になることがあるの?」
「鍼やお灸って、どんな仕組みなの?」

と聞かれることがあります。

ツボや鍼灸というと「昔からある東洋医学」というイメージが強いかもしれません。

しかし現在では、ツボへの刺激が神経や脳、血流などにどのような影響を与えるのか、さまざまな研究が行われています。

先日、テレビ朝日の朝の情報番組『グッド!モーニング』でも、「ツボを刺激すると、なぜ体が楽になることがあるのか」という興味深い内容が紹介されていました。

見ていない方はこちら

https://youtu.be/ua7vlQi8T1o?si=BpUgOKFCnI_iEUnh

番組では、島根大学医学部附属病院の大野智教授が、ツボや鍼灸について医学的な視点から解説されていました。

今回は番組の内容も参考にしながら、「ツボと痛みの関係」や「鍼灸の仕組み」について、できるだけ分かりやすくご紹介します。
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そもそも「ツボ」とは?

東洋医学でいう「ツボ」は、正式には「経穴(けいけつ)」と呼ばれます。

WHO(世界保健機関)では、361の古典的な経穴について名称などの標準化が行われています。

昔の人々が長い年月をかけて、

「この場所を刺激すると体の変化を感じる」
「ここを押すと痛みがやわらぐことがある」

といった経験を積み重ねてきたものが、現在のツボの考え方につながっています。

では、このツボを押したり、鍼や灸で刺激したりすると、なぜ痛みが変化することがあるのでしょうか。

現在では、単に「ツボだから効く」と考えるのではなく、皮膚や筋肉、神経、脊髄、脳などの反応が関係している可能性が研究されています。

ツボを押すと痛みがやわらぐのはなぜ?考えられている3つの仕組み

ツボへの刺激や鍼灸によって体が楽に感じられる仕組みは、まだすべてが解明されているわけではありません。

しかし現在の研究では、痛みの感じ方に関係するいくつかの仕組みが考えられています。


① ツボへの刺激によって局所にさまざまな反応が起こる

ツボを押したり鍼をしたりすると、皮膚や筋肉、神経などに刺激が加わります。

その刺激によって局所の神経が反応したり、血流に変化が起こったりすることがあります。

例えば鍼をした周囲が少し赤くなったり、温かく感じられたりすることがありますが、これも刺激に対して身体が反応している一例です。

こうした局所の反応が、筋肉の緊張や不快感、痛みの感じ方などに影響している可能性があります。


② 脊髄で痛みの情報が調節される

痛みは、身体から神経を通って脊髄へ伝わり、さらに脳へ届くことで「痛い」と感じます。

しかし、身体から脳へ送られる痛みの情報が、そのまますべて伝わっているわけではありません。

脊髄では、触った感覚や圧迫された感覚など、さまざまな情報を受けながら痛みの伝わり方を調節しています。

例えば、机に肘をぶつけたとき、思わず痛いところを手でさすることがありますよね。

「さすると少し楽になる」という現象にも、こうした神経による痛みの調節が関係していると考えられています。

ツボ押しやマッサージなどの刺激についても、同じように痛みの情報伝達に影響する可能性があります。


③ 脳や神経系にある「痛みを抑える仕組み」が働く

私たちの身体には、もともと痛みを抑える仕組みが備わっています。

鍼などの刺激によって、β-エンドルフィンをはじめとする「内因性オピオイド」と呼ばれる物質や、痛みを抑える神経の働きが関係することが研究されています。

簡単にいえば、身体にはもともと「痛みをやわらげようとするシステム」があり、鍼などの刺激がその働きに影響している可能性があるということです。

そのため、「鍼を受けたあとに痛みが少し楽に感じる」「身体が軽く感じる」といった変化がみられることがあります。

ただし、感じ方や反応には個人差があります。

「鍼」と「灸」では刺激の入り方も違います

鍼灸という言葉でまとめて呼ばれることが多いですが、「鍼」と「灸」では身体への刺激の加わり方が異なります。

鍼は、細い鍼を使って皮膚やその下の組織に刺激を加えます。

一方、灸は主に温熱による刺激を身体に加えます。

また、マッサージやツボ押しでは、手による圧迫や摩擦、筋肉への刺激などが加わります。

訪問鍼灸マッサージでは、その方の身体の状態や体調を確認しながら、無理のない範囲でこうした刺激を使い分けていきます。

強い刺激ほど良いというわけではなく、高齢の方や体力が低下している方では、特に身体への負担に配慮することが大切です。

鍼灸は痛み以外についても研究されています

鍼灸というと、肩こりや腰痛など「痛み」に対して行うものという印象があるかもしれません。

しかし現在では、さまざまな症状について鍼灸の研究が行われています。

番組で解説されていた大野智教授らの研究グループからは、2026年に、抗がん剤治療に伴う末梢神経障害に対する鍼治療の臨床研究も発表されています。

この研究では、主要評価項目では明確な差が確認されなかった一方、しびれや痛みによる生活への支障など、一部の評価項目で鍼治療を受けたグループに良好な結果がみられました。

このように鍼灸については研究が進んでいますが、すべての症状に同じような効果があるわけではありません。

また、病院で行われている治療の代わりになるものではなく、必要に応じて医療機関での診察や治療と組み合わせながら考えていくことが大切です。

訪問鍼灸マッサージなら、ご自宅で施術を受けられます

「マッサージや鍼灸を受けたいけれど、身体が不自由で外出するのが難しい」

「歩いて治療院まで通うことが難しくなってきた」

そのような方には、ご自宅や施設などへ施術者がお伺いする訪問マッサージという方法があります。

フレアス在宅マッサージ相模原緑区施術所では、身体の状態を確認しながら、マッサージや必要に応じた鍼・灸などを行っています。

施術の際には、

「自分で押しやすいツボを知りたい」
「腰や肩がつらいとき、自宅では何をすればいい?」
「鍼は痛くないの?」
「お灸は熱くないの?」

といったご質問にも、できるだけ分かりやすくお答えしています。

医療保険が使える訪問マッサージについて

訪問マッサージは、身体の状態など一定の条件を満たし、医師の同意を受けた場合には、医療保険を利用できることがあります。

「医療保険が使える訪問マッサージについて知りたい」
「自分や家族が対象になるのか分からない」

という場合も、まずはご相談ください。

ご本人だけでなく、ご家族やケアマネジャー様からのご相談も承っています。

まとめ|ツボが痛みに働きかける仕組みは少しずつ研究されています

「ツボはなぜ効くの?」という疑問に対して、現在の研究では一つだけの理由ではなく、

局所で起こる身体の反応、脊髄での痛み情報の調節、脳や神経系が持つ痛みを抑える仕組みなど、複数の働きが関係していると考えられています。

昔から使われてきたツボや鍼灸についても、現在は現代医学の視点から少しずつ研究が進められています。

フレアス在宅マッサージ相模原緑区施術所では、お一人おひとりの身体の状態や体調に配慮しながら、無理のない訪問鍼灸マッサージを心がけています。

訪問マッサージや鍼灸について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
2026年09月07日